げっ歯類の飼い方

前を向いて立つハムスター

齧歯類(げっ歯類)は、ハムスターやリス、ネズミ、カピバラ、ビーバーや ウサギなど、一生歯が伸び続ける哺乳類です。

小型で可愛らしい外観の品種が多く、犬や猫に次いで人気があります。 寿命もそれほど長くなく、場所もあまり取らないので飼いやすく、また比較的 低予算で飼えるので安心です。

このページではペットショップで入手しやすいげっ歯類を紹介していきます。 一番身近なのがハムスターですね。ペットショップでの価格もお手頃ですし、 初心者にも扱いやすい生き物です。

げっ歯類はどれも小型なので、小動物用のケージ(小屋)で飼育できます。 ウサギのみ別ページで紹介していますが、ハムスターならハムスター専用の ケージ、または水槽での飼育も可能です。

なおげっ歯類は、歯が伸び続ける習性上、木などを噛むクセがあります。 室内で飼っていると、電源のコードをかじられることがよくあるので注意しましょう。 かじるための「かじり木」もお店に売られているので、それをかじらせることで事故も予防できます。

エサは人工飼料がペット別に販売されていますので、専用のエサをあげるのが一番無難ですね。 人工飼料は「ペレット」といいますが、げっ歯類用に固めになっているものが多いです。 これは、あえて固くして歯を削る目的もあり、歯が伸びすぎにくいようになっています。

また、げっ歯類の生き物はどれも寒さには弱いです。とくにハムスターとウサギですね。 冬はペット用ヒーターを使用してあげると、しっかり暖が取れてペットも快適です。 コンセント式になっているので、コード部分は外に出しておくことで、ペットがかじれない ようにしてください。

価格も2~3千円からあり、長持ちするので安心ですが、冬場の急な故障(ヒューズ切れ)や、 電源コードをかじられた時のために予備をもう1個用意しておくと万全といえます。

各げっ歯類の相場価格

ハムスター 約1,000円~3,000円(品種による)
リス 約6,000円~10,000円(シマリスの場合)
ハリネズミ 約10,000円前後(品種による)
カピバラ 約70万円前後
ウサギ 約2,000円~約50,000円程度(品種による)

カピバラだけはやや特殊で、広いスペースと水場が必要になります。 他の小動物はどれも飼いやすいですね。なお法律によりげっ歯類の通販は 行っておらず、対面販売のみとなっていますのでお店に赴いて購入するのが 原則となります。