アカヒレのエサ

アカヒレは雑食なので、天然のエサや人口のエサもどちらもよく食べますが、楽に与えられるのは 人口のエサです。アカヒレには、キョーリン社の「ひかりプチ」をお勧めします。アカヒレ1匹あたり、 耳かき1杯程度の量を1日1~2回与えてください。

Hikari ひかり プチ 2g 【アカヒレ等の小型魚専用飼料】

目安としては、アカヒレがエサを1,2分で食べきる量で充分です。アカヒレをたくさん飼っている 場合は、その分多めにエサを与えますが、あまり多く与えても健康に良くないので、多く与えすぎない ようにしましょう。すぐに食べきる量で充分です。

魚は少ないエサでも生きていけるので、気持ち少な目に与える方が長生きしてくれます。 逆にエサが多いと、アカヒレが太るので分かります。繁殖させる前に太らせるのは有効ですが 基本的に長生きはしてくれにくいですね。

なお「ひかりプチ」の成分はアカヒレの成育に理想的な配合で、ビタミンやミネラルも豊富です。 人口エサの使用原料はフィッシュミールといって、これは魚を細かくして粉末状にフリーズドライ したものです。アカヒレも好んで食べるので安心です。

天然のエサ

他にも、乾燥赤虫などはアカヒレの好物です。乾燥赤虫とは、蚊の幼虫で、水生生物なので 魚にとっては重要な蛋白源になります。姿は小さなミミズそのものですが、非常に栄養価が 高いので、まだ小さいアカヒレの成長を促してくれます。

乾燥赤虫の他に、冷凍赤虫という商品もあります。これは生の赤虫を冷凍させたもので、 解凍して使いますが、正直これはアカヒレには勿体ないかと思います。また保存も解凍も手間が かかるので、常温で使える乾燥赤虫の方が断然楽ですね。

天然のエサとしては、他にもミジンコをフリーズドライさせたものもありますが、扱いやすさでは やはり乾燥赤虫が断然いいですね。アカヒレのエサには、キョーリンの「ひかりプチ」と「乾燥赤虫」 がベストだと思います。

エサは残ったら回収する

アカヒレに多くエサをあげた場合、食べ残しが発生します。食べ残したエサは水槽の底に沈み、 腐敗して水槽の水を痛めるのでこまめに回収しましょう。これには大型スポイトが便利です。 スポイトは熱帯魚店で売っていますので買っておきましょう。長年使えるのでお得です。

慣れてくると、アカヒレが食べ残さない量を与えられるようになるので、沈んだエサの回収は あまりしなくなりますが、スポイトは水槽に沈んだアカヒレのフンの回収にも使えますので 常備しておきましょう。

エサは小さい粒状がおススメ

魚のエサは形にも種類があり、粉状、粒状、フレーク、タブレット状などがあります。アカヒレには 粒状のエサが最適です。雑食なので他の魚のエサも食べますので、メダカ用のエサなども 食べますが、できるだけ「ひかりプチ」を与えましょう。

エサは賞味期限に注意

魚用のエサも賞味期限があります。パッケージの裏に書かれていますが、これはあくまでも 「未開封の」賞味期限ですので、開封したら徐々に酸化していきます。長持ちするように 保存料も添加されていますが、基本的には開封してから半年が期限だと考えましょう。

エサを開封した日をメモしておき、エサ入れの近くに貼っておくとベストです。半年経ったら 中身が残っていても捨てて新しいものを買ってください。魚のエサは開封して使い切ることは まずないので、古いエサを与え続けないように注意しましょう。

古いエサは魚の健康に影響しますので、新しい、鮮度の高いエサを与えるようにしてください。 未開封のエサをストックしておくのも良い方法ですよ。